『かささぎの橋』後書きというか言い訳というか没ネタ

……言い訳のしようもなかった。ちょっと暴走してみたかったんだ、うん。
以下没ネタ。



「あ」
 何かに気付いたらしく、リードが足を止めた。
「え? ……あ」
 ……弟が、ぽかんとした顔でこちらを見ている。
 思わず顔を逸らしたが、リードは殊更に私の腰を引き寄せた。
 ……二人がそれぞれどんな顔をしているかは、見なくても想像がつく。
 やがて、足早に立ち去る足音と共に、弟の姿は消え、路地の向こうで、何かを叩きつけるような音が聞こえた。



まあ基本的にリードがシナリオを書いている以上、嫌がらせよりは二人の時間を優先するはずなので、アーニティは現在レンデと同じ街にはいません。よかったね! 例の木彫りの犬を渡すのは多分もうちょっと後。
それはそれとして勿体ないネタなので載せてみたり。