便乗ったー

せっかくなので!



「みんなのお願いは魔女っ子が叶えます!」「にゃー☆」
願い事じゃなくて宣言!?



「なんか面白い事あれー」
アバウトな。



「なんか面白い事あるといいな。あと、孤児院の連中、みんな元気ならそれでいーや」
あ、ちょっとまともだ。



「………………思いつかない」
……そうか。



「エr」
わかったわかった。



「さk」
わかったわかった。



「みんなが、しあわせでありますように」
……うん。



「ガイスター皇帝をこの手に! しかし、その為にはまず力を磨かねばなりません。無論、仲間の方々と協力していくことも不可欠でしょう。もっとお役に立てるようにならなければ。しかし、剣士としてはやはりロザリア殿には敵う気がいたしませんし、ラン殿のような鱗も尻尾も色気もございませんし、いつもゼール殿やルピナス殿、ニンジャ殿など、魔法使いの方々や、神官の方々に、ご迷惑をおかけしておりまして、自分の無力さにほぞを噛む日々でありますが、あ、別にだからおへそ出してるわけじゃありませんよ! それで、えーと……何の話でしたか?」
まあ頑張れ。レベルの高いは能力値の七難隠すさ!
「了解いたしました!」
……何の話だっけ。



「フッ…元の姿に戻る、と言いたいところだがな。星の光もこの闇までには届くまいよ。俺たちは闇に生きる…フッ」(わさわさ)
改めてインパクト強いねあんた……



(離席中)
…………



「いつもネガってるじゃないですか」
違う。
「わかってますよ。ちょっとボケてみただけです。ま、願い事なんて、言ったって叶うわけじゃありませんし。まぁ、無難なところで金運でも願っておきますよ。あ、ついでに、局地的にゲリラ隕石とか降ってくるといいですね。具体的には義兄上のいるあたりにでも。今なら即効リザレクションかかるでしょう? いっぺん死ね! ていい言葉ですよね」
※ここはパラレルの狭間のため、彼は知らないはずのことを知っています
「後、まぁ……海に行くなら、何も起こらないといいですね。何か起こるのが僕ですけど。水着とか買ったほうがいいんですかね。そんな余裕もないし正直海に入るとか怖いんですけど。泳げないわけじゃないですけどね? ま、砂浜で一人で膝抱えてるとかの方が僕らしいですよね。……って言うとアイリも海に入らないって言いそうだしやっぱり水着買ったほうがいいのかな……」
……結構楽しみにしてるんじゃないか。



「願い事は叶っちゃったのよねぇ★」
見事なおみ足です。



「至高神よ、御許に導き給え」
稼働前から死ぬ準備するんじゃありません!