4/13『とある魔術の禁断の書』

参加PC:アキナ、オットー、シェーヌ、フェリル、ベルベット
リテイク予定はありませんが、やたら長くなったので閉じておきます(笑)

  • リード&リヴァについて
    • リード・シルフェルはレンデの恋人にしてアーニティの義兄、リヴァはレンデとリードの息子にしてアーニティの甥。リヴァももう5歳になりました。順調に成長しているようです。
    • 「禁書」二十五冊の内容についてリードはぼかしていましたが、実は彼には完全な解読ができなかったというのが本当のところ。マイナー言語を使用した暗号のため、トランスレイトでもなければまず解読できません。
    • かろうじて解読した部分と、記録を発見した研究所の性質から、ヤバいものであることは見当がついていたものの、「全ての知識は保存されるべきである」というリードの(案外揺らぎがちな)信念のもと、処分を免れ学院に預けられることに。
    • ※「本当は手放すのも遺憾なんだけど、家に置いておくと多分、そのうちリヴァが読んじゃうんだよね。うちの子は天才だから」
    • リードは学院に直接のコネを持っているわけではないので、サンクティ(レンデ&アーニティの父・魔術師ギルド員)経由で幾人かのつてを辿って学院に話を通しています。その過程で、ファールド(リードの母・諸悪の根源)と学院双方に縁を持っていたサライに情報が漏れた模様。
    • 研究に行き詰っていたサライは禁書を欲していましたが、シルフェル邸の閉架室にはファールドのかけた魔法がまだ生きていて、「ファールド本人か、その血を引く者」でなければ入ることができません。一応リードと面識のあるサライは、彼に脅しをかけても無駄だと判断(師匠に対する敬意・あるいは恐怖もあったでしょう)、書が外に出るタイミングを狙うことにしました。
    • リードのほうはサライに心当たりをつけていたわけではありませんが、複数人を介したことから情報が漏れている可能性を懸念しており、学院側とも相談して冒険者に依頼。冒頭のマナサーチで確信を得ました。
  • サライについて
    • 自称の通りファールドの直弟子。魔神を下賜され、ある程度共同研究も任された、レンデよりもかなり師匠に近しい弟子でした。なんせ10レベル。
    • ファールドの失踪後、学院に移籍。前歴やナイトメアであることもあって孤立しがちで、本人も他人を信用していません。学院内でうまく立ち回って禁書の閲覧権限を得るのは、彼女にとっては至難だったのでしょう。あっさり実力行使を選びます。
    • 専門研究は「魔神をアンデッド化することによる、操霊魔法での召喚・使役の実現」。ヤバい系ではあるので、表向きは人形系の研究をしているように偽って、学院に在籍していました。
  • サライの作戦行動
    • サライはまずリモートドール+コマンドドール+ドールサイトで冒険者たちを追跡。野営に乗じて交渉を持ちかけました。さすがにあっさり渡すとは期待していなかったでしょうが、リードや学院に対する不信感を吹き込もうとした様子。また、この時にメンバーの顔や姿形を確認し、人形への命令を細かく設定できるようにしました。
    • 次にイリュージョンにスケルトンガーディアンを隠し、不意打ちペトロクラウドを試みます。これはスルーされて失敗。スケルトンガーディアンと戦闘になっていても、状況によっては頃合いを見て一度撤退したでしょう。(ここのスケガにはインテンスがかかっていないので、割とあっさり落ちたはず)
    • 次にリードの姿を借り、イリュージョンでバイクを作り、先回りしたように見せかけ(ちなみにサライ自身も、バイクを足に使ってパーティを追跡していました)、アジトに誘い込もうとしました。これも見破られて失敗。
      • ※GMとしては、「騙されているのはわかっているけど敢えてついていって決着をつける」パターンも想定はしていたりして。アジトの入口の落とし穴さえ避ければ一番楽なルートだったかもしれない……? まあ、罠感知の目標値は22で、振れるのは前衛のみだったけど!
      • ※落とし穴の深さは5m。脱出には、ウォールウォーキング他の魔法か登攀判定が必要。ただし、同座標でなければ穴の外から中に視線は通りません。登攀は目標値を高く設定することによってかかる時間を短縮することができるようになっていました。本来10分で目標値14のところを、1分で登ろうとするなら目標値20、30秒なら目標値24、10秒なら目標値28というところ。
      • このパターンの場合・かつ前日にスケルトンガーディアンを倒していた場合、ここで登場する敵はラグナカングとサライのみになっていました。
    • 最後は真っ向から実力行使、とはいえ事前に補助魔法をかけてくる用意周到ぶり……というかこれ本当にひどいな!(笑)高レベル操霊術師に待ち伏せを許してはいけない!
      • 来るタイミングはドールサイトで図っていたので、まあフェアな範囲だった、かなあ……。
  • 戦闘
    • とにかく補助補助補助、やってみたかったんですが頭がパンクしました(笑)
    • バインド・オペレーションは本当にひどいですね! ちょっとこれは相当使い方考えないと……。
    • サライがじりじり近づいてきていたのは、ラグナカングからトランスファーを受ける案があったからです。それより前に手が尽きたので逃亡に入りましたが。
    • アシッドクラウド巻き込みはほんと凡ミスだったなあ。前のラウンドまでは骨だけだから大丈夫って確認していたのに……。
    • ただ、おかげでサライにドジっ子属性が付いたので気分的に逃げやすくなりました(笑)
    • まあ、ミスがなくても、逃亡しなくても、最終的には冒険者側が勝っていたでしょう。デモスレつよーい。
    • バランス的にはどうにかなったと言えるだろうか。時間的には反省。ここまでくると仕方ないとはいえ。

そんなわけで割と作り込んだシナリオでした。直接リテイクはしませんが、どこかでアイディア使いまわししてもいいなあ。サライ生き残ったしね!